2009年07月01日

マルクスはなんとか1月に綱領案を脱稿し

マルクスはなんとか1月に綱領案を脱稿し、その後ロンドンへ発送。翌月24日、カール・シャッパーの校閲を経て、ロンドンで印刷・発行された。この時に著者名がつけられていないのは同盟の方針である。また共産主義者同盟の中心者は上述のようにマルクスではなく、カール・シャッパーと、その反対派の急先鋒ヴィルヘルム・ヴァイトリングであった。したがってこの文書にはマルクス、エンゲルスの思想とは別に共産主義者同盟幹部たちや職人革命家たち(ヴァイトリング、シャッパー等)の政治的見地や社会的意識が反映している。このためマルクス研究者の間では、この文書は厳密な意味ではマルクス自身の著作ではないという見解がある。
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『宣言』冒頭の有名な一文「ヨーロッパに幽霊が出る――共産主義という幽霊である」は、ローレンツ・フォン・シュタインの著作『今日のフランスにおける社会主義と共産主義』(1842年)中のフランス共産主義に関する文章に酷似している。マルクスはこの著作を大変な熱意で読んでいるが、マルクス自身がここから直接にヒントを受けて「共産主義=幽霊」としたと断言しているわけではない。しかし『宣言』にはシュタインの著作に影響を受けた共産主義者同盟幹部の職人革命家たちの政治的な意識や見地が反映されている。

第1章は、「これまでの社会のすべての歴史は階級闘争の歴史である」という有名な章句で始まり、ブルジョアジーの時代(まだこのときはマルクスもエンゲルスも「資本主義的生産様式」という言葉を使っていない)は生産と社会をどう変えてしまったかを述べ、現代は生産力と生産関係の矛盾が激化した社会革命の時代であるとして、プロレタリアートという勢力がその革命を担う、という内容を述べている。また一方では商人資本・産業資本へと展開されるヨーロッパ各国の経済発展とその生産関係の変革を述べながら、ブルジョア階級の政治的支配者としての台頭、そしてそれによる近代的代議制国家の確立、政治的意志の中央集権化の過程について述べている。

2009年06月13日

暗号解読(あんごうかいどく、Cryptanalysis)とは

暗号解読(あんごうかいどく、Cryptanalysis)とは、暗号を解読すること、あるいは解読法に関する研究を指す。

暗号の解読とは、暗号文を作成するのに用いた秘密情報(秘密の表記法や秘密の鍵など)にアクセスすることなく、暗号文を平文に戻すことである。これに対して、秘密情報を用いて暗号文を平文に戻すことは復号といい、解読と復号は区別することが多い。(以下、秘密情報のことを"鍵"と記す)

他人に知られたくない情報を秘匿する手段として暗号が生まれるのと同時に、秘密を暴くための暗号解読も生まれたと考えられる。

研究としての暗号解読には、暗号(Cipher)の解読だけではなく、デジタル署名の偽造、ハッシュ関数のコリジョン探索、あるいは暗号プロトコルの解読なども含まれる。

解読は、鍵を与えられずに暗号文を平文に戻すことをいう。あるいは正当な利用者が平文に戻すことを復号といい、それ以外を解読とすることもある。

暗号文を平文に戻す際に、鍵を何かしらの方法で推測して暗号文を復号する場合も解読という。推測ではなく暗号文を作成するのに用いた鍵を不正に入手して暗号文を復号する場合は暗号の解読とはいわないが、「復号=正当な利用者が暗号文を平文に戻すこと、解読=それ以外」とする場合には解読に含まれることになる。

鍵の推定は、可能な鍵の候補を全て試みる「全数探索」と何かしらのアルゴリズムによって鍵の候補を絞り込む「ショートカット法」がある。

鍵が求まると暗号文の全てを復号することができ、これを完全解読(Total break)という。全数探索によって鍵を求める攻撃もこれに含まれる。暗号方式によっては、鍵を用いずに暗号文から平文を求めるアルゴリズムが存在することがある。このような場合、Global deduction という。

暗号解読では、平文を求めるだけではなく、暗号方式の問題を見つけることを解読ということがある。暗号方式の問題には、

暗号文から(あるいは暗号文と平文から)、鍵や(他の)平文が判明する。
鍵や平文を知らずに、暗号文を作り出すことができる。
などがある。

平文や鍵は、全部が判明するだけではなく、その1bitでも1/2より高い確率で推定できる場合(部分解読)、さらには特定の1bitではなく平文や鍵に関する何かしらの特徴が得られる場合(乱数との識別可能)には、問題があるということがある。これらは、特定の平文や鍵(weak key)を選択した場合にのみ平文が求まる場合と、鍵や平文に関係なく一般に求まる場合がある。
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平文を求めるのではなく、暗号文を変更することで暗号文に対応する平文を変更できる場合にも、暗号方式に問題があるということがある。暗号文の1bitを反転することで平文の1bitを反転できると、平文を知ることができなくてもその内容を操作することができてしまう。

現代暗号は、計算量的安全性を根拠とし、暗号方式を公開した暗号が多いため、全数探索によって鍵を求めても暗号方式に問題があるとは言わず、全数探索よりも効率的に鍵を特定できる方法(ショートカット法)があるときに問題があるということがある。

2009年06月08日

上座部仏教では具足戒(出家者の戒律)を守る

上座部仏教では具足戒(出家者の戒律)を守る比丘サンガと彼らを支える在家信徒の努力によって初期仏教教団、つまり釈迦の教えを純粋な形で保存してきたとされる。しかし、各部派の異動を等価に捉え、漢訳・チベット語訳三蔵に収録された部派仏教の教えや、さらに近年パキスタンで発見された部派仏教系の教典と上座部のパーリ教典を比較研究する仏教学者の立場からは、上座部は部派仏教時代の教義と実践を現在に伝える唯一の宗派であると評価されるに留まる。

教義では、次のようにされている。限りない輪廻を繰り返す生は「苦しみ(dukkha)」である。この苦しみの原因は、こころの執着(貪瞋癡)である。そして、こころの執着を断ち輪廻を解脱するための最も効果的な方法は、教典の学習、戒律の厳守、瞑想の修行であるとする。大乗仏教では部派仏教の形式主義を批判し、釈尊の真精神を発揮するとの立場から、数あまたの如来・諸菩薩が活躍する大乗経典を生み出し、中観・唯識に代表される思想的展開が図られていった。それに対して上座部仏教では、釈迦によって定められた戒律と教え、悟りへ至る智慧と慈悲の実践を純粋に守り伝える姿勢を根幹に据えてきた。古代インドの俗語起源のパーリ語で記録された共通の三蔵(tipitaka)に依拠し、教義面でもスリランカ大寺派の系統に統一されている点など、大乗仏教の多様性と比して特徴的なことは確かである。
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また、上座部においては古代スリランカにおける戦乱の時代に比丘と比丘尼(尼僧)サンガが両方とも滅亡した。比丘のサンガはビルマに伝播していたために復興がかなったが、比丘尼のサンガはこれによって消滅となった。チベットにはインドから比丘尼のサンガが伝播せず、その後にインド仏教が滅んだため、仏教で比丘尼のサンガが存在するのは中国系の仏教だけという状態であった。上座部で尼僧というと、比丘でも戒律を授けることができる見習比丘尼をさす。正式な比丘尼の戒律を授けるには複数の比丘尼が必要となるからである。だが近年、台湾に残存する、中国仏教の比丘尼の系統を使って上座部の比丘尼のサンガの復興がはかられているが、その地位は、上座部が大乗を異端とみなしているということもあいまって教義的に問題視されている。タイではメーチー(mae chi)、ミャンマーではティラシン(thila shin)と呼ばれている正式な僧とは言えないものの、ほぼ尼僧に近いような生活をしている女性たちがいる。なお、日本における「僧侶」は、上座部仏教の立場から見ても密教大乗仏教の中国・韓国・ベトナムおよびチベット仏教でも、具足戒を受けて精進していないため「出家者、僧」比丘とは認められない。(仏教徒の帰依は、仏、法、僧の三宝が大前提であることから、具足戒は大変重要不可欠な点である。)

2009年04月24日

科学者は素過程という

「風が吹けば桶屋が儲かる」は科学的に考えると、多数の関数変換の連鎖を意識しており、ドミノ理論的な考え方を含んでいる。個々の因果関係(科学者は素過程という)は「あり得なくもない」物だが、実際にどれくらいの確率があるのか検証していない点を無意識に風刺している江戸期の日本人の感性が素晴らしい。世界的に考えると、圧倒的識字率の高かった当時の庶民の世の中のしくみを探索していた文化成熟度の高さの痕跡ともいえる。

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いわゆる「机上の空論」として批判される物は、多かれ少なかれこの俚諺のような要素を含んでいる。このような蓋然性を無視した議論に対し、実際の結果を元に論証しようとする態度が経験論であり、その代表がプラグマティズムであり、論理性と確率性の融合ともいえる。

俗説
一部の俗説では、「桶」は「棺桶」の意味で、何らかの理由で死者が増え、棺桶の需要が増えるとも言われる。風で火災が延焼し焼死者が増えるなど、諸説ある。しかし、先述したとおり、「桶」より「箱」が古い形である。

ほかにもいくつか俗説がある。また、冗談や大喜利として新説が考え出されることもある。

これらの背景には、オリジナルの因果関係が突拍子もないこと自体のほか、盲人が三味線を弾くこと、三味線に猫皮が使われることなど、当時の文化に関する知識が必要とされることがある。

類例
生物の世界でもさまざまなものが互いに色々な関係を持って生存しており、生物群集を構成するある生物に現れる変化がどのような結果をもたらすかは想像しがたい場合がある。その例としてチャールズ・ダーウィンは以下のような例を挙げている。

「アカツメクサの受粉は主としてマルハナバチに依存している。マルハナバチの生存は地下の巣を壊すネズミの数に大きく影響を受ける。したがって、ネコが多くのネズミを捕るとイギリスの草地はアカツメクサだらけになる」
これを受けたトマス・ヘンリー・ハクスリーが以下のように続けたと言う話が残っている。

「アカツメクサを食べて牛が太ると、それを食ってイギリス海軍は強くなる。そこで海軍が兵隊を増やすと未婚の老齢女性が増える。そういう女性はネコを飼うのが好きだから、全体をまとめると老齢の未婚女性がイギリスの栄光を支えている、との結論になる」

2009年04月07日

ザ・カーナビーツ

ザ・カーナビーツは、1967年に結成されたグループ・サウンズのバンド。 1967年6月1日に、シングル『好きさ好きさ好きさ』でデビュー。1969年9月解散。

メンバー [編集]
アイ高野:ドラム、ボーカル 愛称 もっちん
臼井啓吉:ボーカル(69年4月に脱退、のち青山啓という名前で70年9月『セックス氏の休日』でソロ・デビュー) 愛称 ポンタ
越川ひろし:ギター
岡忠夫:ベース (福島県出身、「ジューク・ボックス」の岡典雄の兄。解散する1ヶ月前に脱退。)
喜多村次郎:ギター(解散する1ヶ月前に脱退。)
ポール岡田:ボーカル(69年4月に加入、解散後76年4月に「パイシス」として荒井由実作詞・作曲『恋人と来ないで』をリリース)

来歴 [編集]
1967年2月に結成。当時はロビンズと名乗り活動。デビューにあたって、当時のミュージック・ライフ編集長だった星加ルミ子によってザ・カーナビーツと命名される。 当時ファッションの最先端とされていた、ロンドンのカーナビー・ストリートがその由来。

同年6月、シングル『好きさ好きさ好きさ』(ゾンビーズのカバー)でデビュー。アイ高野の客席に向かってスティックを突き出すアクションが人気となり、大ヒットを記録する。

その後もヒットを飛ばすが、1969年4月、ヴォーカルの臼井が脱退。代わってポール岡田が加入し、そしてグループサウンズのブームが下火となった同年9月に解散。その後、アイ高野はザ・ゴールデン・カップスにドラマーとして加入する。

ディスコグラフィー [編集]

シングル [編集]
好きさ好きさ好きさ (1967.06.01)
恋をしようよジェニー (1967.09.20)
オーケイ! (1967.10.25)
泣かずにいてね (1968.02.15)
恋の朝焼け (1968.02.25)
愛を探して (1968.05.25)
ウム・ウム・ウム (1968.08.05)
マイ・ベイビー (1968.10.25)
オブラディ・オブラダ (1969.03.10)
テルテル天国 (1969.06.25)

アルバム [編集]
ジャガーズ対カーナビーツ (1967.08.01) ※ザ・ジャガーズとのスプリット盤
ザ・カーナビーツ・ファースト・アルバム (1968.02.16)

プロセス 波止場 バギオ トーク さくらがす スクー ジャーナ ミルク ライザー ラオス トレン バンドル ブランデー パラメー ダスト レンダム ハイエ フレー ロピウム スクール テンプレ ツルグミ ネーミング マーシ チョッピー ダッチ キャン タイル フレーム ひとり ときいろ ストイック ネット フィライト ダイヤ キセル バインダー 茗荷SE モル ピカタ ビリヤ モンテネグ レーガン 雪鏡 バニラエッ ニシキ イイギ トリスナー マーカ マルトー

2009年03月23日

輸送力増強用に215編成が製造された

1994年7月、輸送力増強用に215編成が製造された。それまでの地下鉄乗り入れ車両とは区別され、200系へと改称された。6両編成すべてが前述したサ150形、モ160形で採用されたシステムであるが、100系200番台の編成とは異なり、奇数号車(1・3・5号車)が付随車となるなどの変化が見られる。2009年現在、6両編成1本のみが在籍している。

細かいところでは、車内に3500系と同じタイプのLED式車内案内表示器が設置されたほか、1992年4月から名鉄では「MEITETSU」のCIマークを採用したため、100系にあった社紋は掲出されていない。なお、車両番号が「2」から始まる車両でも、211編成 - 214編成は200系ではなく「100系200番台」に分類され、215編成が唯一の200系となる。
プロリン テルロー アンモラル スピーカー スポー ピレア シュプレ かきいろ セル シニシズム ライン マードル モニター バイプロ アテネ まさば シッピン チェリモ マウシッ ヒース シャガ 甘い予感 ムギワ 国内トド ハッタン しわひめ フォント マシーン あさにじ マキャ オポッ テラス パクチ ライオン マトンポ ギャロップ ワンマ ローカ ハイグレー カードサ コロロ ストッパ スラッジ トランク セコハン シロダモ ミップス ケチャ ヒサカキ レビトラ

また、主電動機のメーカーも、100系の東洋電機製造に対し、200系では三菱電機を採用している。VVVFインバータ制御装置はモ160形・200系共に三菱電機製MAP型である。

200系の編成は豊田市側からTc-M-T'-M'-T-Mcという構成であり、同じ路線を走る名古屋市交通局3050形電車とは逆向きになっている。また、3050形と違いLED式案内表示器のスペースは1行しかなく、地下鉄区間では英語と日本語の案内を交互に切り替えて表示するようになっている。表示器のデザインは本線用の3500系と似ているが、表示内容は違い、文字の色は名鉄区間でも交通局に合わせている。種別・行先表示器は60コマ対応で、将来犬山・新鵜沼・新可児方面への急行や準急としての運用も考慮し、「急|新可児」や「準|犬山経由新岐阜」[8]などの表示も準備されている。しかし、2009年時点では普通列車のみの運用であり、各務原線や広見線には入線しない。

主要諸元 [編集]
起動加速度:3.0km/h/s
減速度:3.5km/h/s(常用)4.0km/h/s(非常)
最高速度:100km/h(鶴舞線ATC区間内75km/h)
主電動機出力:抵抗制御車および界磁添加励磁制御車=100kW/340V・332A・1,500rpm(東洋電機TDK8200-A、TDK8201-A)

     VVVFインバータ制御車=170kW/1,100V・114A・1,960rpm(モ160形=東洋電機TDK6380-A、200系=三菱電機MB-5059-A)

歯車比:抵抗制御車および界磁添加励磁制御車=6.07、VVVFインバータ制御車=7.07
台車:SUミンデン式空気ばね(サ150・モ160形および200系はSUミンデン式ボルスタレス空気ばね)

編成 [編集]
←豊田市・赤池 上小田井・犬山→
100系
モ110(Mc1) - モ120(M2) - サ150(T) - モ160(M) - モ130(M1) - モ140(Mc2)
200系(VVVFインバータ車)
ク210(Tc) - モ220(M) - サ250(T') - モ260(M') - サ230(T) - モ240(Mc)

2009年03月07日

ハーキュリーズ・マリガン

ハーキュリーズ・マリガンは衣料品店を営んでおり、やはりニューヨークを占領しているイギリス軍士官が度々訪れる店であった。マリガンはアイルランドからの移民で愛想の良い店主であり、楽しい会話で店の顧客を引きつけた。マリガンは、アメリカの最高司令官を捕まえてペンシルバニアに侵攻しようという2つのイギリス軍の計画をワシントンに警告した最初の人間である。アメリカの諜報員であると同時に、マリガンはイギリスの対諜報員でもあった。諜報員として地下に潜る前のマリガンは、自由の息子達の活動的なメンバーであり、ニューヨークの地域的な諜報集団であるニューヨーク通信監視委員会のメンバーでもあった。マリガンは暴動にも参加していたので、彼の名前が1776年までにニューヨークで配布されていた愛国者の広告に載ることがあった。しかし、疑いを掛けられる度に、人の良いアイルランド人は天性のお世辞混じりの会話で疑いを晴らしていた。ワシントンの副官アレクサンダー・ハミルトンがキングス・カレッジに通学している間に、マリガンの家に寄宿し、マリガンとその兄弟と考えられる男をスパイに採用したことを、イギリス軍が最後まで知らなかったことは明らかである。マリガンの兄弟は銀行家兼商人で、イギリス軍の会計をやっていた。

ルイス・コスティギン
ルイス・コスティギン中尉は大陸軍の制服を着たままニューヨークの通りを闊歩し、情報を集めてきた。コスティギンはもともと捕虜としてニューヨークに送られてきて、逃亡を企てないことと情報を洩らさないことを誓約して仮釈放されていた。1778年9月の捕虜交換でコスティギンが指名され、誓約とも無縁になった。しかしコスティギンはニューヨークを離れず、1779年1月まで大陸軍の制服のまま仮釈放された捕虜という雰囲気を維持して市中を歩き回り、イギリス軍の指揮官、部隊構成、船荷、兵站に関する情報を集めた。

ウィリアム・ヒース
1780年5月15日、ワシントンはウィリアム・ヒース将軍に諜報員をカナダに送り込むよう指示した。ワシントンは諜報員が「その意志の強さと忠誠心に安心して頼れる」人物であることと、フランスが要求するハリファックスのイギリス守備隊についての情報を「正確に」集められることを求めた。ワシントンは資格のある製図技師を送るよう示唆した。後にアメリカ芸術工科アカデミーの初代会長となったジェイムズ・ボードインがその諜報任務を全うし、ハリファックス港の詳細計画、特別な軍事工作や水深までを報告した。
まっち棒 きたみ ショートス バルト デンバー トスタチン チップ はじめて ばんか カラー ニュー ラジウム アドミラル プロフィット ネリカ スレッド 恋草子 ラッカー プレミア コリック サーフス ケード アサイン サーチ大潮 リンガ メイリオ オブラー ソクラ コサック からし菜 パラリ ゲバ上位 ヌーデン セルフレジ 草枕 トング 夢の果て ホソル びわ検 ひつじの涙 チャイ ナッツ パー 対策リマ ブラボ タイム ラングーン メキシコ ハクサンイ かいらん

ダニエル・ビッセル
1782年8月、ワシントンは功労軍章を創設し、単純に功績のあった行いに、通常ではない勇敢な行為ばかりではなく、特別な忠誠心であるとか基本的な任務遂行に対しても送られるものとした。ワシントンの言では、「この軍章によって、愛国者の軍隊に光栄をもたらす道標となり、自由の国が皆の前に開けてくる」とのことであった。翌年の6月、この栄誉はダニエル・ビッセル軍曹に贈られた。ビッセルは大陸軍から「脱走」し、ニューヨークに侵入し、王党派の振りをしてアーノルドの「アメリカ連隊」に従軍した。ビッセルは何年間もイギリス軍の防御のやり方に関する情報を集め、作戦展開の方法を研究した後に、アメリカ側に逃げてきた。

ドミニク・レクリス
シャイラー将軍の諜報員として活躍したカナダ人、ドミニク・レクリスは見破られて投獄され、財産も没収された。ワシントンはこの諜報員の窮状を大陸会議に報告し、大陸会議はレクリスのアメリカに対する貢献に報いるために、1778年10月23日にレクリスの負債$600を肩代わりすることと、$60と「大陸会議の楽しみが続く間」1日につき1配給を支給することを認めた。

リディア・ダラー
家族ぐるみでイギリス軍の盗聴をしたリディア・ダラーとその盗聴した場所に関する話は興味深いものだが、まだその真実性について確証は無い。フィラデルフィアを占領しているイギリス軍の士官たちがダラーの家の広い2階の部屋を会議室に選定した。彼らが集まったとき、ダラー婦人は隣のクローゼットに忍び込んで敵の作戦計画を逐一ノートに取った。彼女の夫ウィリアムはその情報を速記で小さい紙片に写し取り、リディアがそれをボタンの内側に入れて布で覆った。メッセージの入ったボタンを14歳になる息子ジョンの上着に縫いつけた。ジョンは町の外にいる兄でアメリカ軍のチャールズ・ダラー中尉の所を訪れた。チャールズはボタンを外し、また速記で読める形にして上官に提出した。

リディア・ダラーは他にも情報を縫い針の袋に隠し、それを財布にいれてイギリス軍の警戒線を通り過ぎたと言われる。スパイに関する歴史家の中にはダラーの諜報活動に関する話の信憑性に疑問を投げかけている者がいる。特に1777年12月4日のホワイトマーシュの戦いでイギリス軍の指揮官がワシントン軍に夜襲を掛ける策を練っていたのを漏れ聞いたということについてである。噂ではあるがリディアはフィラデルフィアを離れることがあったという。当時の市内は小麦粉が不足しており、リディアはイギリス軍の警戒線を越えて近くの製粉場で小麦粉袋を一杯にしたという。しかし実際には小麦の不足という事実はなく、その頃の事情を鑑みれば女性が一人で夜、対峙する軍隊の間の地域に出歩くことを許されるはずが無いというのである。

2009年02月19日

レンズマン

レンズマンとは、アメリカのSF作家E・E・スミスが作り上げた究極のヒーローの一つである。
シャンツェ こせん スーフィ フォーミュ 枯葉の輪舞 ペーンイウ ハヤシライ テラー ミズナラ コード ナウル コメン すぎな 全国情報 黒皮かぼち バイオス 黄金魂 フィーン ハング 明日へ ダッカ がんばれ ダッキ ダーティ 首飾り ヌメア オンシー オーオー シンク フライシト ボヨール アングル モサド フローリス カーフス ハラン フラット りーすりん マテリア 八千代 えびす ストーン シイ人気 ゆうすい ジェション 優しい雨 ソフト ブロック アルジェ ウジュン

E(エドワード)・E(エルマー)・“ドク”・スミスは、1937年から10年以上に渡り『銀河パトロール隊』を始めとする一大SF小説、レンズマン・シリーズを書き上げ、スペースオペラと言われる娯楽小説のジャンルの形成に、大きな方向付けの役割を果たした。

レンズマン・シリーズは、地球人のレンズマンである主人公キムボール・キニスンの成長と活躍を物語の軸に置き、銀河文明とそれに敵対する宇宙海賊ボスコーン(ボスコニア文明)との宿命的な全面戦争に到るまでの波瀾万丈の物語を描く。

レンズマンを庇護するアリシア人やボスコーンの背後に潜むエッドア(エッドール)人などの深遠な背景、多彩な異星種族や様々な超兵器が息つく間もなく次々に登場して壮大なスケールで繰り広げられるスペクタクルシーンなど、これ以前のSF小説とは比べものにならないほどの迫力と驚きを持って読者に大喝采で迎えられた。

スペースオペラの代表作であり極致であるとともに、その域をはみ出して1950年代以降のSFにつながる視点も含み、古典から現代SFへの過渡的な作品であるとも評される。

レンズ(アリシアのレンズ、驚異のレンズ)とは、銀河パトロール隊がアリシア人から与えられた認識票である。他者から認識されやすく、当人の行動の邪魔にならない箇所に装着する。原作では人間型レンズマンはプラチナ・イリジウム合金製の腕輪にはめ込まれ、手首に着用する(通常の場合。潜入工作の際などは肩に近い上腕、ズボンのポケット、靴の中などに仕込む場合もある)。リゲル人トレゴンシーは腕(触手)の1本、ヴェランシア人ウォーゼルは額の中央に埋め込まれるように装着されており、他の非ヒューマノイドもこれに準じていると思われる。パレイン人ナドレックがどのように装着しているかは不明(彼らの外見は温血の酸素呼吸生物には知覚不能である為、厳密な描写がほとんどない)。レンズの子供たちは、レンズそのものを自分の肌の表面に出現させる事が可能である。

分析・合成が不可能な未知の物質で出来ており、偽造は不可能である。また、既知のいかなる薬品、発生させ得る限りの高温、低温、振動、衝撃などによっても破壊は不可能である。所有する個人ごとに調製され、レンズと対になる本人にしか着用できず、着用している間は独特の光彩を放ち、この状態では無害であるが、暗い(光彩を放っていない)状態で他人が着用すれば激しい苦痛を感じて即死する。正規の所有者が死亡すると、数分後に分解消滅し、いかなる残留物も絶対残らない。

また、保有者を精神感応者(テレパス)にする機能を持つ。これにより、人類以外の異種知性体ともコミュニケーションが可能となる。言語や思考そのものだけでなく、思考を代表するメッセージであれば、いかに隠され、暗号化されていようとも即座に理解する事ができる。

このレンズを所持するものはレンズマンと呼ばれ、法と正義の執行者として既知のあらゆる宇宙において絶大な信頼を受ける。特に「リリース」(普通任務解除)され「独立レンズマン」となった者は、ほとんど無制限の権利を行使する事ができ、銀河調整官からの指示など一部例外を除き誰からも命令を受ける事は無い。独立レンズマンはその制服の色から「グレー・レンズマン」と呼ばれる。

物語終盤では、エッドア人によって製造されたボスコニアのレンズが登場し、その着用者はブラック・レンズマンと呼ばれた。ただし、ボスコニアでは個人の自発的な意思や士気を重視しない為、訓練は潜在意識下において行なわれ、その能力は銀河文明に対し致命的な脅威となるほどのものではなかった。

レンズを製造できるのは第3水準以上の知性のみで、作中ではアリシア人とエッドア人、そしてレンズの子供たちだけである。ただしメンターの最期の言葉によると、アリシアには完全に自動化されたレンズ製造機が存在するらしい。

通常、レンズは1人のレンズマンに対して1個だけ供与されるが、キムボール・キニスンは潜入捜査の過程で一度レンズを失い、再度供与を受けている。

レンズの着用者は基本的に男性のみで、"レッド・レンズマン"クラリッサと彼女の娘たちは例外的な存在とされている。ただし、デイヴィッド・カイルによる外伝には彼女たち以外の女性レンズマンが登場する。

シリーズ一覧
スミスによる正伝
『銀河パトロール隊』Galactic Patrol(1937年、キムがレンズマンになる所から始まる話)
『グレー・レンズマン』Gray Lensman(1939年、続編)
『第二段階レンズマン』Second Stage Lensman(1941年、続々編)
『レンズの子供たち(レンズの子ら)』Children of the Lens(1947年、キムの子供たちの世代の話)
『ファーストレンズマン』First Lensman(1950年、最初のレンズマン誕生の話。銀河パトロール隊の結成以前に遡る)
『三惑星連合軍』Triplanetary(1934年、『ファーストレンズマン』のプレストーリー)
『渦動破壊者』The Vortex Blaster(1960年、レンズマン外伝。『第二段階レンズマン』と『レンズの子供たち』の間の話。主人公はレンズマンではない。銀河調整官のキムやレーシーが脇役として登場する)

正伝のジュブナイル
偕成社
『銀河パトロール隊』 Galactic Patrol
『宇宙パトロール』 Galactic Patrol

集英社
『銀河パトロール隊』 Galactic Patrol

ポプラ社
『銀河戦士レンズマン』 Galactic Patrol
『レンズマン対宇宙海賊』 Galactic Patrol
『レンズマン危機一髪』 Gray Lensman
『レンズマンの反撃』 Second Stage Lensman

あかね書房
『銀河系防衛軍』 Triplanetary

講談社・青い鳥文庫
『三惑星連合軍の戦い』 Triplanetary
『宇宙戦士レンズマン』 First Lensman
『銀河パトロール隊』 Galactic Patrol
『戦うグレーレンズマン』 Gray Lensman
『ボスコニア大戦争』 Second-Stage Lensman
『レンズマンの子どもたち』 Children of the Lens

その他の作者による外伝・続編
デイヴィッド・カイル著
3作品とも『第二段階レンズマン』と『レンズの子ら』の間の話

『ドラゴン・レンズマン』The Dragon Lensman(1980)(ウォーゼルが主人公)
『リゲルのレンズマン』Lensman from Rigel (1982)(トレゴンシーが主人公)
『Z-Lensman』(1984)(未訳、ナドレックが主人公)
カイルの作品は「最も"ドク"の文体に近い」と言われる。
ただし「正伝」のファンの中には、「正伝」を絶対視して彼の作品を認めない者も存在する。
これは宗教的にE.E.スミスを崇拝している訳ではなく、第1作の『ドラゴン・レンズマン』において「正伝」の世界観の中核のひとつでもある「銀河文明を通して唯一の女性レンズマンは"レッド"・レンズマン のみ」という部分を壊したことが大きく響いている。

古橋秀之著
『サムライ・レンズマン』(『第二段階レンズマン』と『レンズの子供たち』の間の話)

講談社・X文庫
『SF新世紀レンズマン』 : 劇場版アニメより
『レンズマン誕生』 : TVアニメより
『バレリア星救出作戦』 : TVアニメより
『氷星の黒十字軍』 : TVアニメより
『大銀河の危機』 : TVアニメより
『惑星トレンコの勝利』 : TVアニメより

キニスン一族
キムボール・K・キニスン:地球人。通称キム。第二段階レンズマン。レンズマン養成校を首席で卒業。アリシア人の再訓練を受け、最初の第二段階レンズマンとなる。後に銀河調整官に就任する。『銀河パトロール隊』、『グレー・レンズマン』、『第二段階レンズマン』の主人公。デラメーターの早撃ちの名手。工作員として優秀なばかりでなく、自由な発想で様々な新兵器の開発を提案し、ボスコーンとの戦いを推進、勝利に導く。対ボスコニア戦争の象徴的存在であり、『レンズの子供たち』の時代には、単に「グレー・レンズマン」といえば彼の事を指す。
彼の言葉によれば、銀河パトロール隊の慣習として、困難な任務にはまず最適任と思われる人材を差し向け、彼(ら)に解決できない場合は、その時のレンズマン養成校の首席卒業者を派遣する事になっている、という。新任のレンズマンであった彼が、ボスコーンの新動力を奪取する「ブリタニア号」作戦に抜擢されたのはこの為である。
クラリッサ・メイ・マクドゥガル:地球人。第二段階レンズマン。レーシーの下で看護婦を務めていた。キムの恋人となり、後に結婚して妻となる。恋人時代は通称マック、結婚後はクリス。のちの日本における劇場/TVアニメ版およびその派生作品上ではクリスと呼称される。史上初の女性レンズマンとなり、その赤毛から敬愛をこめて“レッド”・レンズマンと呼ばれる。
クリストファー(キット)・キニスン:キムとクリスの息子。第三段階レンズマン。クロヴィアの生まれだが、銀河調整官の息子として特別扱いされぬ様、地球のレンズマン養成校に入学し、首席で卒業した。その後すぐに独立レンズマンとなる。レンズの子供たちのリーダー役。アリシア人の後継者として育成された彼らは、両親や他の第二段階レンズマンたちをも遥かに凌ぐ能力を有し、事実上人類ではない。レンズの子供たちがその能力を最大限に発揮する必要がある時は、彼を中心として「ユニティ(統一体)」を形成する。
キャスリン(キャット)・キニスン:キムとクリスの長女。第三段階レンズマン。キャットとケイ、カムとコンはそれぞれ双子。彼女たちの能力はそれぞれ特徴があり、それぞれの得意分野で最大限の能力を発揮する(そうなるようにアリシア人が血統の操作を行なってきた)。キャットの能力の特徴はその包容力である。妹たちがそれぞれ性分に合った第二段階レンズマンをパートナーとしている為、「消去法により」父親をパートナーとする(父親を取り合って喧嘩になりかけた時、こう言って妹たちを納得させた)。
カレン(ケイ)・キニスン:キムとクリスの次女。第三段階レンズマン。能力の特徴は防御力。ほとんど不屈の意思を持ち、何者の強制も受けつけない(メンターにさえ反抗したことがある)。ナドレックをパートナーとする。
カミラ(カム)・キニスン:キムとクリスの三女。第三段階レンズマン。能力の特徴は探査・分析。トレゴンシーをパートナーとする。
コンスタンス(コン)・キニスン:キムとクリスの四女。第三段階レンズマン。能力の特徴は攻撃力。極めて強力な闘士だが、持続力は乏しい。ウォーゼルをパートナーとする。
ロデリック・“ロッド・ザ・ロック”・キニスン:地球人。キムの先祖、ファースト・レンズマンの親友。銀河パトロール隊初代空港長官。北アメリカの大統領に就任し、初のレンズマン国家元首となる。彼のレンズはサムズが受け取った為、恐らく史上唯一の、メンターに「直接」会った事の無いレンズマンであると思われる。
ジャック・K・キニスン:ロデリックの息子。優秀なエージェントだが、やや短気で喧嘩っぱやいところがある。ジル(ヴァージル・サムスの娘)とは(アリシア人の心理操作の影響で)犬猿の仲。ただし戦友としてお互いを認め合ってはいる。アリシアに赴いた際は、アリシアに着陸せず、純粋エネルギー体のようなメンターと話し、レンズや腕輪は希薄な空中から出現して彼の腕にはまったという。当時としては最も「真実」に近い体験をしたレンズマンである。

レンズマン達
ウォーゼル:ヴェランシア人。第二段階レンズマン。全長10メートル近いドラゴン(外見的には東洋の龍に近い)状の生物。
トレゴンシー:リゲル人。第二段階レンズマン。直立したドラム缶状の生物。
ナドレック:パレイン系第7惑星人。第二段階レンズマン。極低温で進化したため、身体の一部(もしくは大半が)五次元的に拡張されている冷血生物。
ヘインズ空港長官:地球人。レンズマン。キムの上司でよき理解者。銀河パトロール隊地球基地の最高責任者。戦略・戦術の達人。レーシー、ホーヘンドルフとは旧友。
レーシー外科部長:地球人。レンズマン。クラリッサの上司。医者を困らせる患者が好きと公言する変わり者。医学の他、骨相学の権威でもある。彼によればキムとクリスは完璧な骨格を持っているとの事。また彼は、「渦動破壊者」ニール・“ストーム”・クラウドについても「みごとな骨格だ、実にすばらしい」と賞賛している。
フリッツ・フォン・フォーヘンドルフ(ホーヘンドルフ):地球人。レンズマン。レンズマン養成校校長。キムの恩師。
ジェロンド:ラデリックス基地の司令官。キムの評によれば、レンズマンとしての能力はさほど優秀ではなく、いささか権威主義的な傾向があるとのこと。
クリフォード・メートランド:地球人。レンズマン。レンズマン養成校ではキムと同じクラス。通称クリフ。後に銀河副調整官となる。
ラウール・ラフォルジュ:地球人。レンズマン。レンズマン養成校ではキムと同じクラス。後に空港長官となる。
ヴィーデル・ホルムバーグ:地球人。レンズマン。レンズマン養成校ではキムと同じクラス。惜しくも殉職した。
ヴァージル・サムス(サムズ):地球人。ファースト・レンズマン。銀河評議会初代議長。銀河パトロール隊創立の原動力となった。クラリッサの先祖。アリシアのメンターは彼と会見した際、クラリッサがスレール陥落の後にある店で衣料品を大量に買い込む様子を予言した(サムズには確認できない事項なので言いかけて止め、代わりにサムズ自身に関する事項を予言した)。
コンウェー・コスティガン:地球人。レンズマン。サムズの部下。腕利きの工作員。愛称は「スパッド(じゃがいも)」。本来は「三惑星連合軍」のヒーロー。
メースン・ノースロップ:地球人。レンズマン。サムズの部下。一流の技術者。大柄で力も強く、格闘も得意である。後にサムズの娘ジルと結婚する。つまり彼もクラリッサの先祖ということになる。
フレデリック・ロードブッシュ:地球人。レンズマン。トップクラスの科学者で、パトロール隊の為に様々な機器を開発したが、慣性中立装置の完成にはバーゲンホルムの助言が必要だった。
ライマン・クリーブランド:地球人。レンズマン。ロードブッシュとともに様々な機器を開発。慣性中立装置の共同開発者。
ネルス・バーゲンホルム:地球人。レンズマン。天才科学者。慣性中立化装置“バーゲンホルム機関”の実質的な発明者。地球人。実はレンズマンたちに助言を与える為に、アリシア人(主にドロウンリ)によって操作されることがある。
ドロンヴィル:リゲル人最初のレンズマン。明言はされていないがおそらくアリシア人が選抜した血統の出身で、トレゴンシーの先祖ではないかと思われる。
以下は「ファースト・レンズマン」に登場する主だったレンズマンたち。カッコ内は出身地。

アレクサンダー・クレートン(地球・北米)
シュヴァイケルト(地球・ヨーロッパ)
ノボス(火星)
ダルナルテン(金星)
ルラリオン(北極木星)

銀河パトロール隊員(非レンズマン)
ピーター・ヴァンバスカーク(バンバスカーク、バス):オランダ系ヴァレリア人。肉弾戦闘の達人。キムの親友。ヴァン・バスカーク/バン・バスカークと表記されることもある。彼がレンズマン候補生から脱落したのは、高等数学が苦手だった為。
ヘンリー・ヘンダースン:地球人。主席パイロット。ブリタニア号、ドーントレス号のパイロットを務める。後にイロナ・ポッターと結婚し、息子のヘンリー・ジュニアもまた主席パイロットとなる。通称ハンク。
ラヴェルヌ・ソーンダイク:地球人。天才技術者。「およそ建造可能なもので彼に建造できないものはなく、建造不可能なものなら同程度に効果のある別のものを建造できる」と言われる。部下からはソーニー、キムらからはベルヌと呼ばれる。観察力も鋭いようで、アラーダイスの「不正」をただ一人見破った(しかし責めはせず、むしろ賞賛し、感謝した)。
アラーダイス:地球人。ブリタニア号の主計長。イカサマくじが得意で、それがブリタニア号作戦を成功に導くカギとなった。
オースティン・カーディンジ卿:地球人。偏屈で傲岸だが銀河文明でもトップクラスの数学と物理学の天才。地球人。
ネダイン・アーンリー:地球人。旧姓ホステッター。結婚する前は地球の最高基地に勤務しており、ヘインズの命令でキムに協力し、科学者評議会を構成するべく、銀河最高の頭脳の持ち主たちの選抜にあたった。後にスレールの資料室長となり、銀河調整官となったキムの依頼で、部下たちと共に惑星カロニアについての資料を収集する。キムは息子とカロニアの調査を5日以内に完了させるという賭けをし、彼女たちの力で見事勝利した。そして掛け金の10ミロ(1000分の10)クレジット貨幣は、その由来とともに彼女たちの執務室に麗々しく飾られる事となった。
ニール・“ストーム”・クラウド:地球人。『渦動破壊者』の主人公。『第二段階レンズマン』と『レンズの子供たち』の中間の時期に世間を騒がせていた新たな脅威「野放し原子渦動」の為に妻子を失うが、ふとした事からこれを消滅させる手段を考案し、「渦動破壊者」の名で呼ばれるようになった。通常の手段では全く予測不可能な原子渦動の変動を予測し、エネルギーを相殺する為に必要なディオデック爆薬の数量と使用の正確なタイミングを瞬間的に計算するという、いかなる電子頭脳をも凌ぐ超高速演算能力を持つ。後に彼が史上初の「第六型思考者」である事が明らかになる。

それ以外のヒューマノイド
ヘレン:ライレーン人の長老。ヘレンはトロイのヘレンにちなんでキムがつけた名前(他にも色々なあだ名で呼んでいる)。後に正式に改名したとの事。
イロナ:アルデバラン出身だがロナバールへ移住。姓がない為、父親の職業(ポッター:陶工)からキムによりイロナ・ポッターと命名される。アクロバット・ダンスの名手。ボスコーンの下級の工作員だったがキムによって赦免され、後にヘンダースンと結婚する。
ヴァージリア(ジル)・サムズ:ヴァージル・サムズの娘。彼女もアリシアに派遣されたが、レンズマンにはなれなかった。パトロール隊員ではないが、彼らに協力して工作員として働いていた。読唇術ならぬ読筋術(全身の筋肉の微妙な動きや緊張から相手の思考を類推する技術)の達人。
ジョーン・ジャノウィック:銀河系高等研究所意味論研究室室長。山ほど博士号を持つ上に、自己開発でテレパシーと知覚力まで身につけ、その上チェスの元チャンピオンで、しかも美女。クラウドの(公私ともに)よきパートナーとなる。
スラスキン:チクラドリア人。宇宙パイロット。新婚旅行中に難破して救命ボートで脱出するが、銀河文明のオーバーテクノロジーに目をつけたダルジーブに襲われる。そこをクラウドに助けられ、恩を返すべく渦動破壊者号(および渦動破壊者二世号)のパイロットに強引に居座る。
マルレーム:チクラドリア人。スラスキンの新婚の妻。夫にどこまでも従うべく、調理士の肩書き(だけ)で渦動破壊者号に居座る。地球人の目から見ても美女な上に、しかもその正装は面積41平方インチ(マイクロビキニ以下の面積)で、擦り寄られて哀願されたクラウドは断るどころではなかった。
ヴェスタ:ヴェギア人。本名「ヴェズプトゥクン(以下略、地球人には発音不能)」。人生勉強の一環として宇宙旅行中、スラスキンたちと共に遭難。クラウドに救出され、これも勉強と通訳として居坐る。猫型ヒューマノイドの女性だが、いわゆるネコ耳娘ではなく、二足直立した猫に近い姿。
トミー:トミンガ人。本名「小川のしっとりした岸のほとりで恥ずかしげに佇む春の小さな花」。原子力技術者。機関員として居坐る。「ディーゼルトラック並みの体格で、真っ黒な極太の葉巻さえふかしていなければ」一応美女。
フェアチャイルド:放射線学者。地球製薬会社(TPI)の惑星デカ工場の顧問。実験室でトレンコの広葉植物を育て、シオナイト密造を企む。さらに、邪魔者を「事故死」させるため、野放し原子渦動を人為的に引き起こす。ボスコーンとの関連は不明。

2009年02月03日

石橋氏(いしばしし)は日本の武家の姓のひとつ

甲斐、美濃、下野、三河、尾張、相模、武蔵、常陸等に石橋村がありこれ等より起こる。源姓の石橋氏が最も有名である。現在千葉県、島根県、福岡県等に多い
ドール ワーカー イエロー コヒル ナツメグ トリックス パントリ スプーン パハク ツイン イートイ しゃみ プリズム リンゴ ストロベ チュー オムライス 冒険家 サイメッ チュートリ チョン フェニ キャン ファンブル フィス サザン ビエラ デパー 木綿のハン コイズ ラウンド ジンコール パフス マザー オシレー にっけ ベンチ こかげ チョッキ 日本全国 ユニタ タグカード オプテ ユトレ アドイン フリゲート 極楽トンボ トルリン ワスレナ フェミ

清和源氏武田氏流 甲斐国八代郡小石和筋石橋村より起こる。→ 石橋氏 (甲斐国)
清和源氏足利氏流 以下で解説する。
清和源氏義綱流 美濃国石橋より起こる。義綱の子の義仲を祖とする。 → 石橋氏 (美濃国) また、義綱の七男の源義直を祖とする。 → 石橋氏 (河内国)
宇多源氏佐々木氏流。真野定時の子の定範を祖とする。 → 石橋氏 (佐々木氏)

足利泰氏の長子家氏の子義利は上野国広沢郷を伝領し、広沢義利と名乗った。その子は三河国吉田郷に移り住み、吉田義博と名乗る。その子は石橋和義を名乗る。和義は宗家である斯波高経の下、足利尊氏に従い、尊氏西走の時、備前国三石城の守備を任された。和義は脇屋義助に包囲されながらも城を守りきり、戦功を上げた。これにより、伯耆国、備後国、若狭国などの守護を歴任したほか官途奉行、引付頭人、評定衆と幕府の重役を歴任した。しかし、貞治2年(1363年)、再従兄弟である斯波高経と対立し、全役職をとかれて失脚してしまう。

貞治5年(1366年)、斯波高経が失脚すると将軍義詮は和義の子棟義を抜擢して奥州管領斯波直持と吉良貞経と協力して吉良治家を追討させた。棟義は治家を没落させた後も軍事指揮権を維持したまま、土着化する。さらに父和義も奥州に下向し、棟義の支配を助けた。盛んに安堵状を発給し、その量は奥州管領斯波詮持をも凌駕した。しかし、至徳3年(1386年)を境に消息が途絶える。その後正長・永享期には嫡流と思しき「石橋左衛門佐入道」が在京すると共に、正長元年(1428年)の『満済准后日記』に「奥篠河殿、並伊達蘆名白河懸田川俣塩松石橋也」と登場し、安達郡東方を分郡に塩松を名字とする庶流を分出していた。

室町時代は吉良氏や渋川氏とともに、足利一門の名門 御一家として幕府内において重きを成した。

石橋塩松氏
石橋塩松氏は京都扶持衆として鎌倉府の奥州支配に対抗した。鎌倉府が永享の乱で崩壊した直後の永享12年(1440年)、篠川御所足利満直は畠山満泰、畠山持重、石橋左近将監、石橋祐義、蘆名盛信、田村利政らに攻められて殺害されたとの説もあるが石橋氏らの関与は疑問(実際に篠川御所を弑したのは石川氏であろうと言われる)。享徳の乱では塩松松寿という人物が奥州で活躍している。『余目氏旧記』で塩松氏(石橋氏)は高い家格を誇っていたこともわかる。

戦国時代に入り伊達氏の後継争いから生じた天文の乱では塩松尚義は稙宗派として参戦したが、後に晴宗派に鞍替えしている。しかし、天文19年(1550年)尚義は重臣の大内定頼に下克上され、城内に監禁され実権を奪われた。そして天正5年(1577年)に失意のうちに死亡したという。これにより石橋塩松氏は滅亡し、以降塩松氏というと大内氏のことをさすことになる。

伊勢(いせ)氏は、日本の氏族。いくつかの流れがある。

桓武平氏の一族。本項で詳述。
武蔵七党の一派児玉党の一族。古代氏族としては有道氏。

桓武平氏流伊勢氏は、平維衡の後裔と言われる名門である。伊勢氏は武家の礼儀作法を司り、代々室町幕府の足利将軍家の嫡男に作法等を教えていた。

足利氏との関係は南北朝時代の伊勢貞継まで遡る。伊勢貞親は8代将軍足利義政の教育係を務め、政治にも大きな影響力を持った。貞親の子の伊勢貞宗、孫の伊勢貞陸は台頭する細川京兆家の細川政元と協調し引き続き幕政に重きをなした。貞陸の孫の伊勢貞孝とその子伊勢貞良は、12代将軍足利義晴、13代将軍足利義輝に仕え、義輝の代に、細川氏の没落後台頭した三好長慶と共に幕政を壟断したものの長慶と対立し失脚したため勢力を弱めた。しかし足利義昭が織田信長とともに上洛してくると、貞良の子である貞為と貞興は幕府に仕える。貞為は病弱であったため家督を貞興に譲った。貞興は義昭の備後下向には従わず、以後明智光秀の与力となる。本能寺の変の後の山崎の戦いにおいて伊勢貞興は明智勢として二条御所の織田信忠を攻め滅ぼしたが、最終的には羽柴勢に敗れてた。貞興の兄の子の伊勢貞衡が江戸時代に徳川氏に仕え、その子孫は大身の旗本として続いた。

戦国大名北条家の祖となる北条早雲こと伊勢宗瑞は伊勢氏の一族で、系図は諸説あるが庶流である備中伊勢氏の出自であると目されている。なお早雲の一族が「北条」と名乗るのは、早雲の死後の息子北条氏綱の時代以後とされており、厳密に言えば早雲時代の北条家は「伊勢家」と称するのが正しいと言える。


     系図
平維衡  
 ┣━━━┓
正度 伊勢平氏系図へ
 ┃
季衡 
 ┃
伊勢盛光
 ?                
省略
 ├──────────────┐
?              ?
貞継  ?
┃ ?
貞信 ? 
┃ ?
貞行  ?
┃ ?
貞経  ?
┃ ?
貞国     盛綱 
 ┣━━┓           ┣━━┓               
貞親 貞藤          盛富 盛定
 ┃  ┃           ┃  ┃               
貞宗 盛時(山城伊勢氏説)   盛種 盛時(備中伊勢氏説)    
 ┃              ┃
貞陸             盛正
 ┃
貞忠
 ┃
貞孝
 ┃
貞良
 ┣━━┓
貞為 貞興    
 ┃
貞衡
 ┃
貞守 
 ┣━━┓
貞永 貞益 
┣━━┓
貞陳 貞丈

貞春

2009年01月20日

ジョーン・バエズ

ジョーン・シャンドス・バエズ(Joan Chandos Báez, 1941年1月9日 - )は、特徴的な歌唱スタイルで知られたアメリカ合衆国のフォーク歌手、作曲家。バイエズと表記するほうが英語の発音には近い。彼女の一家はクエーカー教徒であった。また父親のアルバート・バエズは物理学者であり、軍需産業への協力を拒否し、それはジョーンの1960年代から現在まで続く公民権運動と反戦活動へ影響を及ぼした。妹のミミ・ファリーニャ(1945年4月30日 - 2001年7月19日)もフォーク歌手である。
久兵衛 弁慶国内 ユニット ノール とうもろこし レーズン おっくう ジャル パイダー デザート カメオ 四ツ溝柿 ドヤム ハマー ジグ ブルー フライス デリー トレイル 養老 チロリ パンテ スパイラル ティッカー イール シドニー ハナタ フィッ ノンド キーロガー シャワ バクー国内 プレーヤー ピエタ タリン 白い香 オリーブ ライプ カップル 眠り姫 ネブラ リンス 待ちぼうけ ワースト スマート フリーレ ドックス デッサン ズバー

バエズは1941年にニューヨーク州のスタテン島で生まれる。彼女の歌手としての経歴は1959年のニューポート・フォーク・フェスティバルから始まった。ファースト・アルバムの『ジョーン・バエズ』は1960年にヴァンガード・レコードから発売される。同作はトラディショナルのフォーク・バラード、ブルースと哀歌が彼女自身のギターによって演奏された物であった。1961年に発表された二作目の『ジョーン・バエズ Vol.2』はゴールド・アルバムとなり、翌年リリースされた『ジョーン・バエズ・イン・コンサート 』も同じくゴールド・アルバムを獲得した。バエズは1960年代初頭から中期にかけて、アメリカ合衆国におけるルーツ・リバイバルの先頭に立ち、自らの聴衆に対し当時それほど有名でなかったボブ・ディランを紹介し、また多くのアーティストらは彼女を模倣した。

スコットランド、グラスゴーのメリーヒルで生まれる。彼は幼少時にポリオに感染したが、幸いにも後遺症は残らなかった。1956年に一家はイングランドのハットフィールドに転居する。家族はスコットランドやイングランドのフォーク・ミュージックを愛し、その影響を受けた彼は14歳でギターを始める。学校を卒業後、彼は長年の友人ジプシー・デイヴと共にイギリスの周りを数年間、フォークソングを演奏しながら旅行した。

芸能界
イギリスのフォーク界にデビューし、いくつかのテレビ番組出演後、1965年には成功するが、彼の成功はイギリス国内に限られた物であった。しかし、エピック・レコードと契約し、プロデューサーのミッキー・モストと組むようになって彼はフォーク、ジャズ、ポップ、サイケデリック、そしてワールド・ミュージックを混合したスタイルで成功を得た。

ドノヴァンはたちまち有名で人気のあるイギリスのアーティストとなる。1966年から1970年にかけてヒット・シングルやアルバムを多数リリースした。彼はビートルズとも親交を深め、彼らとコラボレーションを行った僅かなアーティストの内の一人であった。彼はまた1970年代から80年代にかけてもナッシュヴィル・サウンドやR&Bなど、その時代性を取り入れながらコンスタントにコンサートやレコーディングを行ったが、グラム・ロックの要素を導入した「コズミック・ホイールズ」のヒットを最後にチャートからは無縁になっていった。ドノヴァンはその長い経歴の間に数度、公演やレコーディングから身を引いたが、1990年代には大きなリバイバル・ブームによってその人気を回復し、1996年に著名なラップ・プロデューサーであり、彼の長年のファンであったリック・ルービンと共にアルバム『スートラ?経典(Sutra)』をリリースした。その後もコンスタントに活動しており、2004年にも『Beat Cafe』をリリースしている。